謹賀新年 本年もよろしくお願い致します
また新しい年が明けた。今年はどんな年になるのだろうか。昨年は交通事故で負傷し、3ヶ月は安静を強いられた。それでも6台のアンプやラジオを製作している。去年を振り返り、製作した作品を見ていくことにしよう。
(1) 5A6プッシュプルアンプ
本当は2013年中に完成させる予定だったのが事故で延びてしまった。直熱5極管である5A6を使ったプッシュプルアンプ。出力にはKNFがかかっている。出力は5.5W。透明度のある澄んだ音色が特徴。
(2) 6SN7全段差動アンプ
ふつうは初段ないしドライバー段に使われる6SN7GTを出力管として使ったアンプ。差動アンプらしくシンメトリーなデザインにしてみた。出力は改造により1.3W出るようになった。
(3) 3A5パラシングルアンプ
真夏でも気軽に聴けるようにと作った真空管アンプ。天板にウッドをあしらってみた。ほとんど発熱しない。出力はわずか90mWだったのが、昨年末の改造で250mW出るようになった。雑味が無くスッキリとした音色が特徴。
(4) 6J6パラプッシュプルアンプ
昨年末の手作りアンプの会主催である「お寺大会」への出品作。ハムフェアにて500円で入手した電解コンデンサ、4700μF400Vを使ったアンプ。小人の6J6と巨人の電解コンデンサの対比が面白い。出力は1.2Wとミニワットだが、馬力がありスケール感の大きいのが特徴。
(5) トランジスタ式ミニワッター
唯一のディスクリート半導体アンプ。電源部を左右で分けたツインモノ構成。我が家は真空管アンプばかりなのでリファレンスとして製作した。回路はトランジスタ式ミニワッターPart4を基本とする。
(6) 真空管ラジオの復刻
中学生の時に作った並三球ラジオを、パーツは当時のものを極力使って復刻したもの。再生式ラジオなので操作が独特。 2014年に製作したアンプやラジオは上記のとおりとなる。
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さて、今年の予定を書いてみよう。まだ製作意欲に衰えがないみたい(笑)なので、きっと何台か製作するに違いない。 スタートはSG-205シングルアンプの改造となる。ソフトン新春オフ会への出品を予定しているので、改造結果が期待外れだったら取りやめになるかもしれない。 新規作品としては4P1Lプッシュプルアンプを考えている。回路設計は済んでいるのだが、シャーシ設計のところで止まってしまっている。果たして完成できるだろうか。 他には急きょ浮上してきたのが6DJ8パラプッシュプルアンプで、やろうかどうか迷っているところ。それよりも3A5の3パラプッシュプルアンプとかのほうが面白いかもしれない。 さらに、この趣味が飽きるまでには作ろうと思っている71Aパラシングルアンプを作ってしまうかもしれない。 後はすでに製作したアンプの改造、もしくは組み直しが入るかもしれない。まあ予定は未定だからどんな変更が入るかわからないけれど、こんな感じで進めようと思っている。
