おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

ラジオ

6AU6再生式ラジオ

真空管検波式ラジオは実質ニッポン放送専用にしかならないので、やっぱり増幅して聴きたい。 前に立てた計画通り、6AU6による再生式ラジオとすることにした。+Bの整流には6AL5を使い、2球構成にしよう。スピーカーを鳴らすことは結局止めにした。 早速回路図…

真空管検波式ラジオ

突然、ラジオである。でも前回、前々回と全くつながっていないかというと、実はつながりがある。 私は現在、江東区に住んでいるが、東京は強電界地域だろう。ならばゲルマラジオが鳴るのではないか。 話は30数年前に戻る。当時中学生だった私は、初歩のラジ…

Sentinelラジオ・レストアほぼ完了

Sentinelラジオのレストアその後。 ようやくシャーシ内部の部品を交換した。予想はしていたが、現在の部品を使うと小型なのですかすかした感じになった。 それにしても、60年前のハンダは劣化が激しいのか、コテを当てて溶かしてもまるで粘土のようだ。古い…

Sentinelラジオ・レストア中

Sentinelラジオのキャビネット補修その後。 キャビネットはつや消し「アースカラー」で5回塗装した。乾いたら文字入れだ。レトルトカレーの入っていた紙箱をハサミで短冊状にし、先端は斜めにカットしてヘラの代用にする。金色の水性塗料を文字の窪みに入れ…

Sentinelラジオ・交換部品の検討

Sentinelラジオの回路電圧を測定し、交換すべき部品を検討してみた。 整流管35W4だが、整流出力が114.8Vであり劣化は少ないと判断した。また、出力管50C5は、カソード電圧が4.4Vと低めだが、電源電圧が117Vのところ101.8Vしかかけておらず、ヒーター電圧も低…

Sentinelラジオ・掃除

今日はSentinelラジオの掃除。キャビネットからシャーシを取り出して、各パーツごとに掃除をする。 キャビネットは汚れているので浴室で作業。ガラスクルーを吹きかけてしばらく置いたのち、食器を洗うスポンジでこすった。細かい所は歯ブラシで。汚れが落ち…

Sentinelラジオのレストア

またラジオ病が再発してしまった。これはアメリカのSentinelというメーカーの、AM専用ラジオだ。幅22cm、高さ14cm、奥行き12.5cmというかわいいもの。 型名はModel 338。調べてみると、1950年頃の製造らしい。60年も経っている。これは完動品を購入したもの…

自作の原点

どうも製作意欲が湧かない。12B4Asrppアンプは前回のアップから進んでいない。 以前から暖めていた自作真空管ラジオを出してしまおう。これは実家から持ってきたもの。最初に組み立てたのは中学1年の時だった。中学校にはアマチュア無線部があって、私はそれ…

ZENITHラジオのレストア

昔話で申し訳ないが、以前レストアしたラジオの画像が出てきたので紹介しよう。 ヤフオクで2005年5月にZENITHのラジオを落札した。かなり大型のアメリカ製AM/FM 2バンドラジオだ。インターネットで型番を調べてみると、H725Z1というものであった。内部を開け…

0-V-2ラジオ・グリッド検波とプレート検波を切り換える

久しぶりにラジオの話題でも。 杉本哲編の「初歩のラジオハンドブック」を読んでいたら、プレート検波は再生がなめらかにかからない、と書いてあった。 私の0-V-2ラジオはグリッド検波からプレート検波に改造したが、プラグインコイルを短波にするとブブブと…

テストオシレータ

やっと公開にこぎつけた。つまんない?本人が楽しいと思ってやっているから、それでいいのだ。 ヤフオクで落札して届いたテストオシレータ。島津製作所のTR-201という型番だ。 早速試してみたが、A,Bバンドは使用可能だが、それ以上は発振しない。1400KHz位…

0-V-2ラジオ・またまた実験

テスト・オシレータの話は置いといて(笑)、「ラジオ・アイデア製作集」に、グリッド検波をプレート検波に変えると音が良くなる、と書いてあったので実験してみた。但し、音質が良くなる反面、感度が低下するという。 回路的には、6AU6のグリッドリークバイア…

0-V-2ラジオ・改造

現在はアンテナにスピーカーコードを流用している。ラジオを聴くときはオーディオは聴かないのでこうしているが、いちいち差し替えるのが面倒くさい。そこで、机の上にアンテナがあったらどうかな?と思って作ってみたのがコレ。ループアンテナだ。コンソメの…

0-V-2ラジオ・完成

電源を入れるとしばらくして、発振気味に音声が出てくる。これを使ってラジオ深夜便を聴いている。アナウンサーの声が明瞭に聞こえる。どことなく暖かみを感じる音質だ。音楽がかかると歪んでいるのがわかってしまう。でも、人が想像するラジオの音というの…

0-V-2ラジオ・実験

今回はつまらない(楽しい?)実験だ。 チョーク直後に小容量のコンデンサを追加して、+B電圧がどのくらい上昇するか実験してみた。 結果は以下のグラフに示すとおりとなった。チョークインプットでの+B電圧は200V、3.3μFのセミチョークインプットで260Vまで上…

0-V-2ラジオ・組立完了

0-V-2ラジオの製作は、仕事疲れのためにしばらく手づかずであったが、ようやく組み上げることができた。 今回も未配線の状態でシャーシ内部を撮影し、それを印刷して実体図を作った。組立は、AC1次配線完了→電源トランスの電圧確認、ヒーター配線完了→点灯式…

0-V-2ラジオ・塗装

ようやく写真で紹介できるまで進んだので進捗報告。 前面パネルは灰色と黒のツートーンにした。英文字はインスタントレタリングを使用。シートを買い出しに行けなくて、なかなか出来なかった。 シャーシは前面パネルと同じつや消しの灰色。製作途中の写真を…

0-V-2ラジオ・仮組み

シャーシとパネルの塗装は後に公開するとして(笑)、パネルの加工が終わったので部品を仮組みしてみた。 バリコンとバーニアダイアルの接続はOKだ。スムーズに回せることを確認。 出力トランスとスピーカーの間隔が1mm程度しかなく、磁力でコチンとくっついて…

0-V-2ラジオ・シャーシ加工

久しぶりにちょっとだけ進んだ0-V-2ラジオの報告。 シャーシ設計が終わって、図面を貼り付けたまましばらく放置状態になってしまった。 昨日やっと加工をスタート。本体のみの穴開けが完了した。42シングルアンプでは少しずつ進めたが、こちらは一気にやって…

モダンな昭和式レトロラジオ

ラジオのほうへ興味が向いているのでオーディオとは外れるがご容赦。 ヤフオクを見ていたらホームラジオが格安で出ていたので落札してしまった。昔からこんなホームラジオが欲しかったのだ。これは現行製品。パネルやツマミが金ぴかなのは気に入らないが、木…

0-V-2ラジオ・シャーシ設計

今回はシャーシ設計。 アンプの場合は立体的に干渉する部品が少ないのだが、ラジオではシャーシ上・下で部品が組み合わされるから複雑で難しい。バリコンとバーニアダイアルは、ずれると最悪取り付けられなくなるからカップリングを使用する。 設計するにあ…

0-V-2ラジオ・回路設計

回路設計というほどでもない。あっちこっちから必要な回路とCRの値を持ってきてくっつけただけだ。 電源トランスの+B巻線が260Vと通常の並三トランスより30Vも高いので、整流管を使おうと思った。でも5M-K9なんてどこにもないのだ。あったとしても値段が異様…

0-V-2ラジオ・部品集め

唐突であるが、真空管ラジオを作ろうと思う。ウェブリブログでそのようなテーマを探してみたが見つからないので、そのままオーディオで続けさせて頂く。テーマから外れるがご容赦。 というわけで、実家から部品を持ってきた。これらは私が子供の頃、ラジオや…